キタっ…!
待ちに待った念願の…給料日っ。
このカネを…賭けるっ…パチスロに…競馬に…宝くじにっ!
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その結果…待っているのは…惨敗っ。
人生は自分の思っているようには上手くいきません。
それは誰に言われるまでもなく、自分が一番よく知っている事でしょう。
ギャンブルに溺れるのは論外として、健全な生活を送っていても、理想と現実には大きな隔たりがあるものです。
起こるのはごく稀に訪れるぷちラッキーくらい、その小さな幸せに一喜一憂して、みんな生きています。
なぜ自分の人生は上手くいかないのだろうか。
良い人生を送る方法はないのだろうか。
何をもって良い人生とするのかは人それぞれですが、お金と人間関係が大部分を占めるでしょう。
この二つの問題をなんとかできれば、人生は好転します。
明確な解決法があれば誰も苦労はしないのですが、方法はあります。
人生は「心」に従えば上手くいく
人は24時間、休むことなく様々な思考をしています。
本人の意志に関わらず、脳は勝手に何かを考え続けてしまうのです。
試しに、何も考えない「無思考」を意識的にやってみてください。
心を鎮めろ…
思考を…無に…
…
あぁ…ほんの少し無思考に…
…ラーメン食いてぇ…
カップ麺しかねぇのか…
…
暇だからゲームでもやるか
あ〜明日ダイソー行こう…
無になれるのはほんの数秒…いつのまにか脳が何かを考え始めてしまうのが分かると思います。
これは本人の意志ではなく、体の機能。
心臓が勝手に動いているように、思考もまた、意志に関係なく働く機能なのです。
この思考が、心の邪魔をします。
思考と心は、まったくの別物なのです。
理解しやすいように、これ以降は 心=魂 とします
魂は、脳が勝手に考えた事をまるで自分(魂)が考えたかのように勘違いをし、脳の思考に乗っかってしまいます。
魂はやりたい事、食べたい物、行きたい所があるにも関わらず、脳の思考に操られて行動してしまいます。
やりたくない事も、脳がその時の都合や合理的経済的判断をして、結局はやる事になる。
心(魂)はやりたくないのに、仕事だからイヤイヤやっている…そう言う事です。
魂は脳に操られているのです。
これは生きるために必要な事を脳が必死で考え整理してくれた結果であり、とてもありがたく重要な機能ではあるのですが、生きる事を最優先し、良い人生を送る事を後回しにしてしまいます。
考えて行動した結果が悪い方向に向かうのなら、思考は無視して、魂に従う方が良い結果をもたらします。
考えるな、感じろ
燃えよドラゴン ブルース・リー
良い人生を送るには、脳の思考をシャットダウンし、魂が望む方向に進んだほうがいいのです。
魂の声を聴く方法
脳の勝手な思考から逃れ、魂本来の声を聞くには、瞑想やマインドフルネスといった方法が一般的です。
宗教的に思われるかもしれませんが、これらはオカルトとは全く関係がありません。グーグルはマインドフルネスを会社として実行しています。
瞑想やマインドフルネスのやり方については書籍やネットに情報が溢れているので、あえて説明はしませんが、脳の思考を止めて魂の声を聞くのはもの凄く難しい。
先ほども述べたように、脳が勝手に思考してしまうからです。
無思考を意識しようとしても、意識しなくても、脳の勝手な思考は止められません。
だからどんなに瞑想やマインドフルネスをしたとしても、悟りの境地に達するのは極めて困難です。
ならばせめて、無思考を意識的に行う時間を増やしてはいかがでしょうか。
つまり、ボケ~っと何もしていない寝起き直後や、風呂に入ってリラックスしている時、プラモデルを無心で組み立てている時など、邪念のない時間に、ほんの少しでいいから魂の声を聞いてみようと意識してみる。
ひらめきや直感で何かを感じたとしたら、それは魂の声かもしれない。
強く意識してしまうと脳が思考してしまうので、半分ボケた状態が望ましいです。
脳の思考は生きるために最良の方法で、時にはやりたくもない選択をしてしまいますが、魂までそれに従う必要はありません。
魂が拒否している事を無視して、脳の思考を優先し頑張りすぎると精神や肉体に異常がでてきてしまいます。
無思考になって魂の声を聞くのは難しいことですが、心の片隅にでもいいから今の話を置いてもらいたい。
理想を言えば、脳の思考を利用しながら魂の望む道に進むこと。
自分が本当に心地いいと感じる時間、想いを大切にしてほしい。
あなたは幸せになるために、今そこに存在しているのです。