どうせなら若くて可愛くて愛想のいい姉ちゃんが来てほしいっ。
だが、選べないっ。
お客はヤクルト姉ちゃんを指名できないっ。
ここで愛想の悪いおばちゃんというハズレを引いた日には…チェーンジっ。
指名料を払ってでも特定の姉ちゃんを選べないものか…。
そんなヤクルトレディとアフィリエイトのお話です。
ヤクルト姉ちゃんAとBの売上差
ある職場での出来事。
ヤクルト姉ちゃんAが来社すると、従業員達は皆買いに行きました。
彼女は非常に明るく、愛想がよく、従業員達とよく雑談を交わしています。
ある日、姉ちゃんAは別エリアに移動になってしまいました。
担当が姉ちゃんBに代わったのです、従業員達はヤクルトを買わなくなりました。
彼女はどちらかと言うと事務的で私語は無し、売れないとすぐに帰ってしまう子です。
販売している商品は全く同じ、買う人間も同じ、環境も同じなのに、Aは売れてBは売れない。
なぜAは売れたのでしょうか。
アフィリエイトも扱う商品は皆同じ、買う人間も同じ、環境も同じなのに、売れる人と売れない人がいるのは何故なのでしょうか。
ここにアフィリエイトの大ヒントが隠されています。
なぜヤクルト姉ちゃんAは売れたのか
姉ちゃんAは非常に明るく、愛想がよく、従業員達とよく雑談を交わしていました。
AとBの違いはココだけ。
この違いだけで売上に大きく差が開いてしまったのです。
実は従業員達は、姉ちゃんAとの会話を楽しむためにヤクルトを買っていたのです。
中には姉ちゃんAを応援したくて買っている従業員もいたでしょう。
メインが彼女、おまけがヤクルト。
この構造が出来上がると、商品はヤクルトでなくとも売れるようになります…たとえピルクルであったとしても。
これを可能としたのが、姉ちゃんAの人格と雑談です。
これをアフィリエイトに応用できれば売れるようになる…と思いきや、ブログ記事は少し事情が異ります。
リアル世界では双方向コミュニケーションが可能であり、相手の雰囲気、場の空気などを考慮したコミュニケーションが出来ますが、ネット記事は一方通行であり、雰囲気や空気は読めません。
リアルでのコミュニケーションが、ネットでは通用しないのです。
ブログ記事で姉ちゃんAを再現する
明るく元気がいいといった性格は、言ってみれば「キャラクター」です。
CMで芸能人を使うのも、ご当地キャラでゆるキャラを作ってアピールするのも、全てはイメージ戦略。
ゆるキャラは、たとえ中身が汚いオッサンだったとしても、子供や女性はカワイイと集まってきます。
同じように、あなたの書いた文章を読んで、お客様は勝手にあなたのイメージを作り上げます。
あなた = 〇〇なイメージ
イメージできるキャラクターに親近感を持つのです。
そのために必要なのが、雑談です。
雑談する目的とは
ビジネス内雑談の目的は、信頼関係を構築する事にあります。
リアルビジネスでもネットビジネスでも、雑談を意図的に入れることで相手の反応は大きく変わってきます。
初対面と知っている人では雑談の内容が変わってきますが、雑談を繰り返すほどに相手に親しみを感じるようになり、より良い情報をくれるようになったり、優遇してくれたりと、相手に寛大な心を持つようにります。
ただ、ネットで「雑談力」と検索しても、出てくるのは双方向コミュニケーションを前提とした雑談力で、ブログには応用できません。
ブログ記事での雑談は一方通行だからです。
リアルビジネスでのお客様との雑談は、反応を探ったり、探りを入れたり、場の空気を変えたりといった目的で、さりげなく短時間で行うものですが、ブログでは相手の反応がわからない。
ですから、ブログ記事での雑談は一方的に語るしかありません。
とはいえ、難しく考える必要は全くありません。
雑談とは、テーマを定めない気軽な話をする事です。
要は、何でもアリっ。
反社会的な内容でない限りは、何でもいいのです。
とはいえ、ブログは永遠に残り続けるもの(サーバー代を払っている限り)なので、天気や時事的な内容は時間が過ぎれば合わなくなります。
ですから、ここで語るのは自分の事だけっ。
ツイッターでつぶやくように、100文字程度の短い語りを入れるだけっ。
雑談のちからは繰り返すほどに強くなっていきます。
実践して、その効果を自らで体験してみてください。
ただし、メインは雑談ではないことを忘れないでください。
記事のどこに雑談を入れるか
雑談を入れるのは記事内のある場所なのです、これについてはCHALLENGERに記載する予定です。
サチオの教え
ブログ記事での雑談の目的は、あなた自身に興味を持ってもらい、信頼関係を構築する事にある。