ペラサイト…
単一ページで完結するこのサイトには
重大な欠点が存在する
その欠点を知らずして
ペラサイトに手を出すべからず
何も知らずに手を出せば
その苦労は一生報われんだろう
引用 利根川幸雄(サチオ)
ペラサイトは初心者が参入すると痛い目にあう
ペラサイト…出会ったその日に相手を口説き落とし、一発で成約までこぎ着ける一撃必殺の戦略です。
短時間でサイト作成でき、上手くいけば1サイトだけで月に数万円は稼げるうえ、失敗してもダメージは最小限で済むペラサイトは、一見初心者向きと思われるかもしれません。
たった1ページ作るだけで済むペラサイトは、大規模サイトを作るよりも遥かに容易っ。
多くのブログでも、ペラサイトは初心者向きだと書かれています。
簡単に作れるという記事に惑わされて、参入してみようかと考えているのならば、待ってください。
ペラサイトは、高度なノウハウを必要とする中・上級者向きの戦略なのです。
それを知らずにペラサイトに参入すると…失敗っ…圧倒的惨敗っ。
欠点を知らずに参入する事は、戦略なしで戦いを挑むのと同じ事。
それでもペラサイトに挑戦してみたいのなら、デメリットを知ったうえで参入してください。
上位表示できなければアクセスが永遠のゼロ
ペラサイト戦略には欠点…デメリットが存在します。
それは…上位表示(10位以内)されないと、まったくと言っていいくらいアクセスが無い事。
そのアクセス数は…ゼロっ…永遠の零っ。
サイトの質が高かったとしても、上位表示されるかどうかはグーグル先生のご機嫌次第。
検索結果はドメインパワーにも影響される為、質が高いペラサイトだったとしても、ドメインパワーに負けてしまいます。
そもそもペラサイトとは、PPCなどの広告料を払って上位表示させる事を前提にしたサイトなのです。
お金のない人間が、広告費がいくらかかるかも分からないで、PPCに参入するのは壁が高すぎます。
お金を払って上位表示させる必殺技であるがゆえ、需要のない商品で広告を出してしまうと、広告費だけが増大して大損します。
これが出来なければ、ペラサイトは売れないゴミサイトと化します。
商標キーワードで上位表示は難しい
商標キーワードは、商品をある程度知っていて、購入意欲のある人間が検索するキーワードであり、商標キーワードで検索上位に入れれば売れる可能性は高くなりますが、実力で上位表示させるのは難易度が高すぎます。
2023年現在は、商標キーワードで検索すると、ほぼ企業公式ページが上位表示されるようになっています。
グーグル先生は、日々アップデートを繰り返しているため、PPC以外の記事は、個人が商標キーワードを使っても上位表示が難しいうえに、仮に出来ても、ある日突然圏外に飛ばされることがあります。
ようは、個人が商標キーワードで上位表示を狙うのは、難しいのです。
売れる記事作成能力がなければ直帰される
運よくアクセスがあったとしても、売れる文章を書けなければ、お客様は速攻直帰します。
売れる記事を書くためには、コピーライティングという技能が必要となるでしょう。
すでにライティングをマスターしているのならば問題ないですが、今から学ぶのであれば、ペラサイトで学ぶのはやめておいたほうが無難です。
コピーライティングは書籍もたくさん出ていますが、ただ読んだだけでは身に入らないでしょう。
読んで知識を得て、実際に記事を書いて練習しなければなりません。
これだけでも、数か月から数年程度の時間が必要となるでしょう。
ペラサイトは、ほぼ型が決まってしまうので、いつも同じようなサイトになってしまいます。
これではコピーライティングの知識も技術も向上しません。
それでもペラサイトを作ろうというのならば止めはしませんが。
売れるかどうかは運しだい…あなたは運をコントロールできない
運よく上位表示され、売れる文章を書けたとしても、買うかどうかはお客様が決める事。
コピーライティングで売れる確率を上げることはできます、人の心をコントロールする事はできません。
コントロールできないのであれば、それは運っ。
宝くじを買って、当たるのを待っている状態と同じ事です。
リピーターが存在しないので売り上げが安定しない
マーケディングの教科書にはこう書かれています。
売上 = 客数 × 単価 × 個数
新規顧客=売上の増大 既存客=売上の安定
ペラサイトの重大な欠点・デメリットとは、この中のある部分がゼロになる事。
それは「既存客」つまり、リピーターとなってくれるお客様がゼロということ。
偶然にもあなたが作ったペラサイトから、誰かが購入してくれたとしましょう。
そのお客様は、そのペラサイトから再購入してはくれません。
次の購入は、公式サイトから直買いします。
このように、売上の安定を得る事ができないのが、ペラサイト戦略の重大な欠点。
興味が無ければ見もしない。
仮に興味があって購入したとしても、次の注文ではそのペラサイトからは購入しない。
ペラサイトを見て購入するのは最初の1回のみ。
二度目の購入は、わざわざあなたのペラサイト経由で購入する事はありません。
既存客=売上の安定
リピート客がいないという事は、売り上げが安定しないということ。
いつまでも売れ続ける商品は存在しませんし、売り上げも安定しません。
だから常に新しい商品のペラサイトを作り続ける事になりますが、ヒットするのは1//100…つまり、100サイト作って1サイト当たるかどうかです。
知識も経験も少ない初心者が、ペラサイトで勝負するには難易度が高すぎるのです。
どうしてもペラサイトに参入するならターゲットを絞る
ペラサイトとは、特定の目的を持った人にピンポイントで届ける、ターゲットマーケディングと言えます。
折り込み広告のように、不特定多数に向けて記事を書いても、誰にも相手にはされません。
明確な目的を持ったお客様だけをターゲットにするのです。
明確な目的を持ったお客様とは、買う気満々のキーワードで検索をかけるお客様の事。
商品名 + 最安値
商品名 + クチコミ
欲しい商品があったとき、自分だったらどんなキーワードで検索するかどうかを考えてみましょう。
この商品が気になっているお客様が、どんなキーワードで検索するのかを予測し、疑問をすべて解消できる内容の記事を書き、買いたいと思ってもらえるようなコピーでお客様を販売サイトに誘導する。
このような考えでペラサイトを構築しないと、誰も見ない、買ってくれないゴミサイトが完成するだけです。
売れるペラサイトの見本となるサイト
売れるペラサイトの見本となるサイトを探しているのであれば、それは簡単に見つけ出すことができます。
あなたが売りたいと思っている商品名などで検索をかけ、上位に表示されている「広告」「スポンサー」を見てください。
その中にペラサイトがあったならば、それは売れている商品である可能性が非常に高くなります。
売れているからこそ、広告を出してまで上位表示させているのです。
その売れている広告サイトの構成を真似すればいいだけです。
ペラサイトの特徴まとめ
上位表示必須
1ページ目に表示されるかはグーグル先生のさじ加減。他にない有益な情報か、相当な情報量をその1ページに詰め込む必要があるが、必ずしも長い文章がいいとは限らない。
実力だけで上位表示させるのは至難の業。
だからこそ上級者は広告料を払って上位表示させている。
成約率の高い記事作成能力必須
せっかくアクセスがあっても、買ってもらえなければ意味がない。
訪れてくれたお客様に興味を持ってもらい、買ってもらえる文章作成能力が必須。
売上は確率勝負
ライティングテクニックがあったとしても、買ってもらえるかどうかはお客様次第。
それをあなたがコントロールする事はできない。
つまり運。
初回限定販売
運よく買ってもらえたとしても、次からあなたのペラサイトを経由して買ってくれる事はない。
つまり初回限定。
これがペラサイトの特徴です。
この特徴を知らずにペラサイトをメインとした展開をしてしまうと、古いペラサイトはどんどん売り上げが減少していき、一生ペラサイトを作り続ける事になるでしょう。
アフィリエイトで安定した売り上げを得る為には、パワーサイトをメインとし、ペラサイトはサブと考えないと、あなたは一生ペラサイト作りに励む奴隷となってしまう事を肝に銘じておいてください。
サチオの教え
初心者はペラサイトには手を出すな。