俺は優秀だ…!
そんな人間に限って…
自分でそう思ってるだけ…!
奴らは凡人にすぎんっ
仕事とは一人では完結しないもの…
他人の力が必要なのだ…
優秀か無能かは
周りの人間の力を借りられるかどうか
それにかかっている
引用 利根川幸雄(サチオ)
優秀と無能の差とは
真の無能とは、やる気のある無能っ。
コイツ…余計な事するんじゃねぇ(# ゚Д゚)。
無能なら無能なりに、何もせず黙ってろっ。
【優秀】
他より一段と目立って優れていること。すぐれひいでていること。
【無能】
能力・才能がないこと。
人は皆…何かしらの得意分野を持っているものです。
才能がいっさい無い人は存在しません。
クズと呼ばれる無能にも、才能の一つや二つはあるものです。
ですがその才能は、環境によっては発揮できない場合があります。
周りがクソ野郎ばかりだと、どんなに優秀な人間でも能力を発揮できずに会社を去っていきます。
どんな人にも、得意不得意がある。
得意な事を仕事に活かせれば、周囲から有能な人材と評価されるだろうし、不得意な事を仕事とするのなら無能扱いされる。
優秀な人とは…何をもって優秀と判断されるのでしょうか。
人よりも仕事が出来る人材は、優秀と言われる。
人より出来ない人材は、無能と呼ばれる。
では、全員が無能社員で占めている会社に、ごく普通の人が入社したらどうなるでしょうか。
その社員は優秀だと思われます。
つまり、優秀な人材という評価は、相対的(その時々で変わる基準によって評価される)な価値観でしかありません。
優秀な人が転職したら無能になった…よくある話です。
つまり…優秀と無能の差とは、環境の差。
ちなみに私は、A社では優秀だったのにB社では無能だった経験があります。
仕事のパフォーマンスを左右するものとは
人には向き不向きがあります…そのパフォーマンスを左右するのが…人間関係っ。
周りがクソ野郎だとメンタルがやられ…どんなに優秀な人でも無能と化します。
逆に、今の会社では無能扱いされていた人が、転職先で上司や同僚に恵まれて優秀な人材に化ける場合もあります。
自営業や一人親方であっても、関係者との人間関係が大きく影響します。
仕事とは、基本的に一人では完結しません。
必ず上司や同僚、関係者の助けが必要になるのです。
つまり、他者とのコミュニケーションがうまい人ほど仕事が円滑に進められ、有能になるのです。
考えてもみてください…あなたの会社には、10…いや…100を超える職務がある。
事務仕事もあれば、営業もある…雑用係も必要です。
何のために存在しているのかも分からない仕事もあるでしょう。
でも…皆ぞれぞれの職務を果たして、全体が上手く回っている。
あなたの職務は、その中のたった1つに過ぎません。
残り99の仕事を、あなたらは知らないし出来ないのです。
自分の知らない仕事…出来ない仕事…。
ならば頼むしか無いでしょう…他人にっ。
頼む人間が外部ならお金を払って…内部の人間なら頭を下げてお願いする。
プライド…?そんな役に立たないものは捨ててしまいましょう。
あなたが無能なのは、能力が足りなかったからではありません。
他人の力を借りられなかったからなのです。
人間は基本、一人では何も成すことができません。
我々は、一人では何一つできない無能。
私もあなたも、皆無能なのです。
そもそも組織とは、一人ではできない事を他人の力を借りて成し遂げるために結成されたもの。
人を頼れるのが組織の特権っ。
だったら頼るしかないでしょう…同僚を…上司を…お客様を…他人をっ。
他人の力を借りられる人とは
世の中には、他人に頼るのを苦手とする人がいます。
可能な限り自分で解決しようと努力はしてみるが…結果…空振りっ。
そこで初めて他人を頼ろうとしたものの…助けてくれないっ…誰もっ。
なぜ誰もあなたの事を助けようとしないのか。
それは…あなた自身が他人を助けようとしてこなかったからです。
自分の事を助けてくれない人のお願いなど、聞く耳は持ちません。
助けてもらう為には、助けてあげなければならない。
自分の心に余裕がなければならない。
その余裕を、出来る範囲で相手に貸してあげなければならない。
普段から相手に協力してやれば、困ったときは相手も協力してくれるものです。
優秀な人材とは
優秀な人材とは、何をもって優秀と思われるのでしょうか。
サラリーマンは業務知識だけを高めても優秀な人材とは認めてはもらえません。
業務知識が豊富、コミュニケーションレベルが高い、自分の仕事に責任を持っている、人をまとめる力がある、決断力がある、人格者…など、あげればキリがないですが、それら全てがハイレベルな人でないと、優秀な人材とは認めてはもらえないでしょう。
彼らは本当に優秀な人材なのでしょうか。
給料を貰って仕事をしている限り、豊富な業務知識を蓄える事は普通の事です。
サラリーマンの仕事は、一人では完結しません。
他者の協力が絶対に必要であり、それを円滑にするためにはコミュニケーションが必須。
出来て当たり前です。
責任を完全放棄したサラリーマンは…クビ…解雇っ。
人に使われる以上、責任を持つのは当然です。
優秀な人材とは、ごく普通の事を普通に出来る人の事。
適当なサラリーマンが多いからこそ、普通に出来るサラリーマンは「優秀な人材」なのです。
優秀な人材とは、重要な業務とそうではない業務を把握し、手を抜いても問題ない部分は手を抜き、重要な業務は手を抜かない人の事。
重要な業務を普通にこなし、他はこっそりサボって余力を確保しておく、ごく普通のサラリーマン。
そして、上手く他人を頼り、助けてもらえる人間関係を築ける人。
これが優秀な人材です。
さらに上を目指すなら、細部まで手を抜かない姿勢が必要になりります。
神は細部に宿る。
これが出来るサラリーマンは、まさに神っ。
無能な人材とは、重要な業務まで手を抜こうとします。
出来て当たり前と思われる事をやらない…だから人間関係に亀裂が入り、無能と言われるのです。
普通の事を普通にやる。
重要な業務だけは手を抜かない。
他人の力を借りられる人間関係を築く。
たったこれだけで、あなたは優秀な人材の仲間入りをする事ができます。
優秀な人材になるためには
安月給でこき使われたり、同僚や上司に恵まれなかったりすると、頑張る気力は無くなるもの。
それが人間っ。
人はな…合わない人間関係、合わない仕事をいくら続けようとも…どんなに努力しようとも…優秀にはなれんのだ。
合わない仕事を続けて無能扱いされるのならば、グチグチ言ってないで辞めればいい。
どんなに無能と言われても、意外と何とかなるものです。
捨てる神あれば拾う神あり。
こんなクズはどこも採用しないだろ…と思うような人であっても、意外なことに採用してくれる会社があるものです。
あなたが辞めても、何の問題もなく会社は動く。
次の就職先も、あなたが思っている以上にあっさりと決まるでしょう。
転職先の環境が良ければ、あなたは優秀な人材に化ける可能性は十分にあります。
8回転職した私が保証します。
優秀…そして無能…そんなことは、どーでもいい事なのです。
世の中は意外と適当に回っている
めんどくさい…やりたくない…安月給でこき使われたくない…。
私がサラリーマン時代に、毎日思っていた事です。
世間のサラリーマンは同じことを思いながら、強制的に働かされている事でしょう。
いや…実際には給料の為に、自分の意志でしぶしぶ働いています。
イヤイヤ働いているサラリーマンは、それなりの仕事しかしません。
子供の頃、社会人とは仕事を完璧にこなすプロフェッショナルな人達だと思っていました。
お金を貰って働く人達は、みんなが自分の仕事に責任を持って、キッチリと仕事をする人達だと思っていました。
でも実際は…クズの集まりっ。笑
検査業務であれば、少し規格外でも良品として流し…営業は公園でサボり…電話を無視したり…納期があるのに守らなかったり。
コレは全部私の話ですが…。
それでいて、仕事は問題なく回っている。
サラリーマンは意外と適当なのです。
どんなに歳をとっても、人の精神年齢は高校生の時のまま何も変わりません。
会社の看板を背負わされて、仮面を被っているだけっ。
仮染めの仮面を被った大人…サラリーマンごっこ…みんなガキっ。
禿散らかしたあなたも、シワだらけのあなたも、精神的には子供の頃と何も変わっていないと感じた事があるでしょう。
世の中は、適当な奴らが、適当に仕事をして回しています。
それでいて世の中は上手く回っているのだから面白いものです。
サチオの教え
人は環境によって優秀にも無能にもなる。