神は細部に宿る
「細部(ディテール)へのこだわりが作品の本質を決める」というような意味です。
神は細部に宿る。
ブログに例えるなら、見やすいメニュー構成だったり、言葉使いだったりと、お客様への細かな気配りが閲覧数とか報酬とかに差をつける…といった意味になるでしょう。
では試しに、私が2体の仏像に神を宿してみたいと思います。
仏像 ①
ナチュラリスト・アーティスト 佐藤史隆様の作品です。
エロイムエッサイム…エロイムエッサイム…我は求め訴えたり…。
カァーーーーーーッ。
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…シーン…。
仏像 ②
ほんだららった へんだららった どんがらがった ふん♪ふん♪。
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ピカーン。
エッグモンスターブッタ…誕生っ。
仏像 ② に神が宿りました
おめでとうございます。
あなたの予想通り、仏像② に神が宿りました。
残念ながら 仏像① に神は宿ってはくれませんでした。
なぜ 仏像① に神が宿らなかったのかは、あなたはなんとなく理解していますね。
ブログに神を宿すタイミングとは
お客様への細かな気配りが閲覧数や報酬に差をつける…と言いましたが、これは何度も自分のブログを見直し、細かい作業を繰り返し、様々なテクニックを駆使して記事を修正していくことです。
もしあなたのブログが、仏像①の状態だったとしたら、神を細部に宿す作業は後回しにしてください。
神を宿すタイミングは、あなたのブログが仏像②のような状態になった時です。
ブログとはそれ全体で一つの作品です。
あなたは今までにたくさんの記事を書いてきました。
人に役に立つもの・役に立たないもの・自分の言いたいこと・面白い事…さまざまな事を書いてきたでしょう。
その一記事一記事が集まって、あなたのブログという作品を作っています。
その記事はあなたのブログのひとつの要素です。
どれか一つ欠けても、作品は完成しません。
(不要なゴミは捨ててしまえば、すっきりした部屋になります。)
全ての記事が、あなたの個性であり、あなたの分身です。
ブログが仏像①の状態だったとしたら、仏像②に近づけるのが先になります。
この記事の冒頭で、その理由をなんとなくでも理解したあなたは、考える前に直感で理解したはずです。
ガラクタブログを神が宿るブログに変えるには、お客様が興味を持つ良質な記事を書き続けるしかありません。
最初から細かいことを気にしてブログを作ると、作品が完成するまでに相当な時間が必要になります。
綺麗なデザインとか自作バナーとか、細かな作業をするのは後回しにしてください。
先に一つの作品を作ってください。
神を宿すのは、その後です。