この記事は「CHALLENGER」と連携することで相乗効果を発揮します。
ご購入者さまはより深く、一般のお客様はそれなりに、ご参考ください。
押してダメなら
引いてみろ
引用 利根川幸雄(サチオ)
売り込んでも買ってもらえない時代がやってきた
プッシュ戦略・プル戦略のセールス手法をご存知でしょうか。
プッシュ戦略とは、販売側が売り込みをかける手法。
プル戦略は、お客様自らが商品を求めるよう仕向ける手法です。
かつては強引な売り込みをかけて半強制的に買わせる業者もいましたが、最近そんな強引な話は殆ど聞こえてきません。
突然の訪問販売も、ダイレクトメールも減っています。
なぜプッシュ戦略の時代が終わったのでしょうか。
それは、情報の非対称性が無くなったからです。
情報の非対称性とは、売り手と買い手が持っている情報の差、つまり、売り手は商品情報をたくさん持っているが、買い手はその商品の事をほとんど知らない状態の事です。
買い手は何も知らない素人なので、売り手は都合の良い事を言って売り込むことができました。
ところが、インターネット…とくにスマホの普及によって、買い手は商品情報を簡単に調べられるようになりました。
普通の主婦でさえ、プロ並みの商品知識が、即時に得られるのです。
つまり、誤魔化しが効かないっ。
これによって、何も知らない買い手に、自分たちの都合の良い情報を与えて買ってもらう事が難しくなりました。
今の消費者は、必要なものは自分で調べて、自分の意志で買うように変化しています。
例えば、保険。
昔は販売員から売り込まれなければ保険に入る機会は無かったのですが、今は自分でネットで調べて、自らの意思で入るようになっています。
BtoB企業向けの製品は、情報の非対称性が大きくプッシュ型の売り込みが有効ですが、BtoC・CtoCといったコンシューマ(一般消費者)向け商品は、売り込んでも買ってもらえなくなりました。
これがアフィリエイトにも当てはまります。
アフィリエイトで扱う商品は一般消費者向けです。
どんなに売り込んでも、お客様は必要なものは自分で調べて自分の意思で買うので、売り込んでも買ってはもらえません。
広告をベタベタ貼ろうとも、売り込み記事ばかり書こうとも、お客様は全く反応しません。
むしろ売り込まれた事で嫌悪感を抱き、押せば押すほど引いていきます。
売り込みの典型的な方法は広告ですが、最近は広告と思わせないように一般記事に紛れ込ませてさり気なく表示されます。
これも、売り込みの効果がなくなっている証拠です。
モノがあふれる飽和の時代
自分が若い時と比べて、欲しいものが無くなったと感じた事はないでしょうか。
モノが溢れているこの時代において、必要なモノはすでに持っている場合が多いです。
自分が持っているモノを追加で欲しがるのはコレクターくらい。
冷蔵庫を1台持っているのに、もう1台欲しがる人はあまりいません。
壊れた時か、容量に不満をもった時だけです。
収入の減少
国民の収入が減ったのも、売り込みが効かない理由の一つ。
給料は変わらないのに物価や税金はどんどん上がっていく世の中では、生活必需品が重視され、あらゆるモノに安さを求めます。
しま○らだの、カイ○ズといったコスパ重視店のテレビ番組や記事が増えているのも、そのせいです。
どんなに欲しいものがあろうとも、お金がなければ買うことができない。
買えないと諦めるようになると、欲しい欲求も徐々に消えていきます。
どんなに売り込もうとも、お金も欲求もない人には効果はありません。
売り込んで買う人間は二種類存在する
売り込んでも売りづらい時代ですが、まだ買ってくれる人種が存在します。
それは…バカ と ファンっ。
世の中には、何も調べようとせず、売り手の言った事をそのまま聞き入れる愚者が一定数存在します。
彼らにはまだ売り込みが有効です。
逆に言えば、アフィリエイトを続けているあなたのような頭のいい人間には、売り込みが効きません。
そして、あなたを信頼してくれる、いわばファン。
あなたを信頼しているファンは、言ったこと書いたことを信じて行動してくれます。
あなたが良いと言ったものは、素直に買ってくれるのです。
売り込むには、頭の悪い人間を相手にしたブログを作るか、信頼してくれるファンを集めるブログを作るか、このどちらかになります。
サチオの教え
押すか、引くか、選ぶのはあなた。